灯り憑く(あかりつく)

秋降る(あきふる)

当て色ふ(あていろふ)

相説く(あひとく)

普ねく(あまねく)

雨奏づ(あめかなづ)

雨が触る(あめがふる、雨が触れる)

雨責む(あめせむ)

雨尋ぬ(あめたづぬ)

雨点す(あめともす)

雨外す(あめはずす)

雨果つ(あめはつ)

雨潜む(あめひそむ)

雨渡る(あめわたる)

妖す(あやかす)

彩めく(あやめく)

綾めく(あやめく)

綺めく(あやめく)

綾縒る(あやよる)

嵐晴るけつ(あらしはるけつ)

息締む(いきしむ)

息狭む(いきせばむ)

古褻ぐ(いにしけぐ、古けぐ)

飯匂ふ(いひにほふ)

家離る(いへざかる)

苛潜む(いらひそむ)

泡ぐむ(うたぐむ)

謡ひ次ぐ(うたひつぐ)

心化粧ふ(うらけはふ)

心凝る(うらこる)

音破る(おとやぶる)

帯やぐ(おびやぐ)

思ひ累ぬ(おもひかさぬ、思い累ねる)

思ひ盲む(おもひくらむ)

思ひ吐く(おもひつく)

景懸かる(かげかかる)

影く(かげく)

景境ふ(かげさかふ)

懸け疑ふ(かけたがふ、懸け違ふ)

風負ふ(かぜおふ)

風籠む(かぜこむ)

風責む(かぜせむ)

風解く(かぜほどく)

勝ち固む(かちかたむ)

勝ち惜しむ(かちをしむ)

彼方つ(かなつ)

鐘鳴く(かねなく)

神織る(かみおる)

枯れ老ゆ(かれおゆ)

聴き拾ふ(ききひろふ)

気梳く(きすく)

酒過つ(きゃまつ)

煌つく(きらつく)

草猛る(くさたける)

雲の織る(くものおる)

雲の透く(くものすく)

雲結ぶ(くもむすぶ)

雲緩む(くもゆるむ)

穢れ依る(けがれよる)

心が透く(こころがすく)

心分く(こころわく)

言綯ふ(ことなふ)

異産す(ことむす、事結す)

此方つ(こなつ)

此方つ彼方つ(こなつかなつ)

乞ひ盛る(こひさかる、恋盛る)

恋積もる(こひつもる)

酒吹く(さかぶく)

咲き埋む(さきうづむ)

咲き焦る(さきじる)

細書く(ささかく)

ざさく

指し失す(さしうす)

指し交ふ(さしかふ、さしこう)

指し探る(さしさぐる)

指し凄む(さしすさむ)

指し染む(さしそむ、指し染める)

指し匂ふ(さしにほふ)

指し食む(さしはむ)

指し廻る(さしめぐる)

里野成す(さとのなす)

舌挿る(したいる)

舌挿す(したさす)

雫く(しづく)

滴合ふ(しづぐはふ)

淑む(しとむ)

仕取る(しとる、枝取る)

霜戯る(しもざる)

隅籠む(すみこむ)

隅隠る(すみこもる)

空窺ふ(そらうかがふ)

空粗む(そらざらむ)

掌与ふ(たなたふ、手な与ふ)

珠移る(たまうつる)

霊響く(たまひびく)

月ざさく(つきざさく)

月摘まむ(つきつまむ)

月の冴ゆ(つきのさゆ)

月の透く(つきのすく)

常透かす(つねすかす)

爪食む(つまはむ)

露沁む(つゆしむ)

露包む(つゆつつむ)

出違ふ(でちがふ)

季折る(ときおる)

時累ぬ(ときかさぬ、時累ねる)

季返す(ときかへす)

季掠ふ(ときさらふ)

季知らず(ときしらず)

季吐く(ときつく)

時食む(ときばむ、時蝕む)

刻呼ぶ(ときよぶ)

床失す(とこうす)

泥雫く(どろしづく、泥し着く)

泣かね張る(なかねはる)

哭き毀る(なきこぼる)

泣き晴らす(なきはらす)

泣き晴る(なきはる)

夏布く(なつしく)

夏散る(なつちる)

夏触る(なつふる)

新芽褪す(にひめあす、新芽褪せる)

音合ふ(ねぐあふ)

根動ぐ(ねじろぐ)

寝なずむ(ねなずむ)

羽包む(はくるむ)

斜合ふ(はしゃふ)

刃伝ふ(はつたふ)

花眩む(はなくらむ)

羽成す(はなす)

華惹く(はなひく)

跳ね映ゆ(はねはゆ)

晴ら白む(はらしらむ)

はらはる

春吹く(はるふく、はるぶく)

日彼方つ(ひかなつ)

光景ぐ(ひかりかぐ)

光冷ゆ(ひかりひゆ)

日籠る(ひこもる)

人離る(ひとざかる)

秘留む(ひとむ)

皸枯る(ひびかる)

秘め籠る(ひめこもる、姫籠る)

冷や敷く(ひやしく)

冬咲く(ふゆさく)

冬尽くす(ふゆつくす)

火包む(ほくるむ)

星蝕む(ほしはむ)

火食む(ほばむ)

魔溢す(まこぼす)

復かむ(またかむ)

未実落つ(まだみおつ)

愛ぜる(まなぜる)

まほらふ(真秀らふ)

客連る(まれづる)

幹濡る(みきぬる)

見傷む(みたむ、身悼む)

水が研ぐ(みづがとぐ)

見付け切る(みつけきる)

蜜注ぐ(みつそそぐ)

身外す(みはずす、命外す)

耳控ふ(みみひかふ)

耳紛る(みみまぎる)

芽来(めく、芽来る)

芽初む(めそむ)

目抜く(めぬく、目抜ける)

喪欠く(もかく)

靄ぐむ(もやぐむ)

灼隔つ(やけへだつ)

山泣く(やまなく)

雪抱かふ(ゆきいだかふ)

雪朽つ(ゆきくつ)

雪の澄む(ゆきのすむ)

雪惹かる(ゆきひかる、雪惹かれる)

湯どろむ(ゆどろむ)

夕炊く(ゆふかしく、夕炊ぐ)

夕差す(ゆふさす)

夕錆ぶ(ゆふさぶ)

夕忍ぶ(ゆふしのぶ)

夢なむ(ゆめなむ、夢波む)

夢成る(ゆめなる)

夢む(ゆめむ、夢海む)

湯緩む(ゆゆるむ)

宵湿気る(よひしける)

輪掃く(わばく)

居憑く(ゐつく)

居作る(ゐつくる)

会留む(ゑとむ)

 

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