幽月(かくりつき)

影犬(かげいぬ)

景懸かる(かげかかる)

影く(かげく)

景境ふ(かげさかふ)

懸け疑ふ(かけたがふ、懸け違ふ)

影流し(かげながし)

欠け役(かけやく)

陽炎宿り(かげらふやどり)

翳り地(かげりつち)

風鳥(かざとり、風鳴鳥)

傘音(かさね)

風星(かざほし)

風虫(かざむし)

風叢(かざむら)

菓子氷(かしひ)

掠れ紅葉(かすれもみぢ)

風負ふ(かぜおふ)

風籠む(かぜこむ)

風責む(かぜせむ)

風の端(かぜのは)

風解く(かぜほどく)

肩目(かため)

勝ち固む(かちかたむ)

勝ち惜しむ(かちをしむ)

金苔(かなこけ)

彼方つ(かなつ)

鐘鳴く(かねなく)

彼人(かのと)

香海(かふみ、こうみ)

窯街(かまちまた)

かまみつし(竃満つし、竃見つし)

神織る(かみおる)

上光(かみみつ)

通は瀬(かよはせ)

通ひ主(かよひぬし)

硝子水(がらすみづ)

唐夏(からなつ)

枯れ老ゆ(かれおゆ)

離れなし(かれなし)

枯葉鼠(かれはねず)

香り雪(かをりゆき)

聴き拾ふ(ききひろふ)

気梳く(きすく)

季疲れ(きづかれ)

絹光り(きぬびかり)

気温し(きぬるし)

酒過つ(きゃまつ)

煌つく(きらつく)

綺羅波(きらなみ)

綺羅肌(きらはだ)

霧の息(きりのいき)

切り雪(きりゆき)

銀花(ぎんか)

くくみうた(含み唄)

草屍(くさかばね)

草猛る(くさたける)

くすみ秋(くすみあき)

朽ち深し(くちふかし)

雲歩(くもあし)

雲籠(くもかご)

雲床(くもどこ)

雲の織る(くものおる)

雲の透く(くものすく)

雲浜(くもはま)

雲結び(くもむすび)

雲結ぶ(くもむすぶ)

雲守(くももり)

雲映ゆる(くもはゆる)

雲緩む(くもゆるむ)

鞍目(くらめ)

グリードレス(Greedress)

車熱れ(くるまいきれ)

暮れ呼び(くれよび)

暮れ炉(くれろ、暮れの炉)

黒森の(くろもりの)

薫朧(くんろう)

穢れ依る(けがれよる)

蹴水(けみづ)

コエコー(Coecho)

意音(こころおと)

心が透く(こころがすく)

心化粧(こころけせう、こころけしょう)

心分く(こころわく)

言数(ことかず)

言綯ふ(ことなふ)

異産す(ことむす、事結す)

此方つ(こなつ)

此方つ彼方つ(こなつかなつ)

恋傘(こひかさ)

乞ひ盛る(こひさかる、恋盛る)

恋告月(こひつげつき)

恋積もる(こひつもる)

恋残り(こひのこり)

来星(こぼし)

毀れ月(こぼれつき、零れ月)

木揺れ(こゆれ)

 

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